
オープンキッチンで後悔しない方法|リフォームでおしゃれに演出!【後編】
オープンキッチンは中古物件のリフォームでも人気が高く、開放感のある空間づくりをかなえるスタイルとして注目されています。しかし一方で、「手元が丸見えになる」、「におい・音の広がりが気になる」など、実際に使い始めてから後悔を感じるケースがあるのが課題です。
そこで本記事ではオープンキッチンで後悔しないための対策や、配管まわりで押さえておきたい注意点、さらにおしゃれで実用的なリフォーム事例もご紹介します。理想のキッチンを実現するために、ぜひ参考にしてみてください。
「前編」については、下記リンクをご覧ください。
オープンキッチンで後悔しない方法|リフォームでおしゃれに演出!【前編】
オープンキッチンのよくある後悔②機能

ここでは、オープンキッチンの「機能」に関するよくある後悔について解説します。
収納スペースが確保しづらい
オープンキッチンは壁面が少ないため、収納スペースを設置しづらいのが課題です。とくに上部吊戸棚がない間取りの場合、調理器具や食器、ストック品をどこにしまうか悩むケースが多く見られます。収納が足りないとカウンターが散らかりやすく、「生活感が出る」という後悔にもつながります。
そのためリフォームでは、背面収納を大容量にする、パントリーを設ける、引き出し収納を充実させるなど、“見せない収納スペース”の確保が重要です。
調理のにおいや音が広がりやすい
仕切りのないオープンキッチンは、調理中のにおいや音がリビング・ダイニングへ届きやすいのがデメリットです。炒め物や揚げ物のにおいが家具やカーテンに残ったり、食洗機や換気扇の作動音を不快に感じたりすることもあります。
後悔を防ぐには、高性能レンジフードの採用、においが気になりにくい動線計画、部分的な間仕切りやガラスパネルの活用が効果的です。
お子さまやペットの事故リスクがある
オープンキッチンは空間につながりが生まれる反面、小さなお子さまやペットがキッチンに入りやすいため事故のリスクが生じます。とくにアイランド型は出入口が複数あるため、動線に注意が必要です。熱い鍋や包丁に触れたり、コンロ周りで転倒したりしないよう、安全面に配慮しましょう。
具体的な安全対策としては柵の設置、チャイルドロック付き収納、IHヒーターの採用、手元を囲う立ち上がりカウンターの設置等がおすすめです。
コンセントが不足しがち
近年は電気圧力鍋やホットプレートといった調理家電のニーズが高まっており、コンセントの必要数も増えています。しかしオープンキッチンは接する壁が少ないため、コンセントの数が限られてしまうのがデメリットです。延長コード等で対応する方法もありますが、見た目が雑然としたりコードが邪魔になったりすることもあります。
そのためリフォーム時には、カウンター側面への増設、床下コンセントの導入、背面収納へのコンセント確保など、使用シーンを想定して多めに配置しておきましょう。
オープンキッチンのリフォーム事例
ここでは、オープンキッチンのリフォーム事例をご紹介します。おしゃれで機能的な事例を、ぜひご自宅のリフォームの参考にしてみてください。
壁付からアイランド型キッチンにリフォーム

こちらは元々壁付タイプのキッチンでしたが、アイランド型キッチンにリフォームしています。冷蔵庫やパントリーはリビング・ダイニングから見えにくい位置に配置し、オープンキッチンでもすっきりとした状態を保ちやすいよう工夫されています。

アイランド型キッチンにリフォームすることで、家事をしながら窓の外に広がる緑豊かな風景を楽しめるようになりました。
キッチンの配置を90°回転リフォーム

以前はペニンシュラ型キッチンの間取りでしたが、配置を90°回転させてアイランド型キッチンにリフォームしています。これにより、開放感のある回遊動線を確保しました。

キッチンの位置を変更する場合には、配管や電気配線への影響を考慮する必要があります。こちらの事例のように近い位置への移動であれば問題ないケースもあるので、ぜひ専門業者に相談してみてください。
セミオープンキッチンにリフォーム

こちらは元々対面のペニンシュラ型キッチンでしたが、あえて壁付のセミオープンキッチンにリフォームしています。これにより収納スペースの確保や、ダイニングスペースの拡張が実現しています。

キッチンのインテリアは白で統一して、すっきりした印象に仕上げています。突き当たりのスペースを食品収納庫とゴミ箱置き場にすることで、空間を有効活用しているのが特徴です。背面は食器棚を配置して、調理家電や食器が効率的に収められています。
まとめ
オープンキッチンには、開放感のあるデザインやコミュニケーションの取りやすさなど多くの魅力があります。一方で、見た目や機能面で後悔につながりやすい点もあります。
リフォームを成功させるためには、収納計画や換気性能、安全性、配管・電気設備の制約などを事前にしっかり把握することが重要です。ご紹介した事例も参考にしながら、ぜひ満足度の高いオープンキッチンを実現してみてはいかがでしょうか。



